2010年09月14日

第四回:インプラント治療の問合せのや悩みについて2バックナンバーはこちら

様々な事を想定してインプラント治療の際には麻酔医、外科医など外部からの専門医も交えて、最良の治療を心がけております。

Q:前回に引き続き、インプラント治療に関する素朴な疑問・質問を土屋先生にお聞きします。
まず、以外と多い質問なんですが、インプラント治療は何歳くらいまで可能ですか?という質問です。

土屋賢司:基本的に年齢制限はございません。土屋歯科クリニック&worksでは、最高齢の方で80歳過ぎの方のインプラント手術を行った症例もございます。
ただ、お年を取られますとインプラント自体よりも、全身疾患の可能性も高くなってきます。
たとえば糖尿病や血液疾患、高血圧などの方は、麻酔を使用する時に二次的な症状が起ることがあり得ます。
ただ、私どもとしましては、年齢に関係なくどの方にも最前の注意を怠りません。
例えば、最近クローズアップされているのが、骨粗鬆症を予防する為の薬(ビスフォスフォネート)を服用している方はインプラントを骨内に入れたときに、骨の壊死が起きる頻度が高くなります。
なので我々は十分な問診をして、その上でインプラントを手がける方法、 例えばある程度の期間の休薬する事が可能かなど含めて、患者さんと治療方法を考えます。

Q:インプラント治療の技術以前に全心疾患を考えた上で、様々なリスクにも注意をしなければならないのですね。

土屋賢司:その通りです。土屋歯科クリニック&worksでは様々な事を想定してインプラント治療の際には 麻酔医、外科医など外部からの専門医も交えて、最良の治療を心がけております。

どんな細かい事も患者さんには教えるべき事だと考えます。

Q:インプラントのメリットでもありますが、インプラントをする前の疑問として、インプラントを入れたら本当に何でも食べてるのですか?

土屋賢司:基本的には骨とインプラントが直接固定されるので、入れ歯に比べて遥かに噛む力はかけれます。
健康だった頃の自分の歯と同様に噛む事は可能です。

ただ、歯根膜という歯の機能は失われているので、その分噛んだときの繊細な硬さや食材の歯触り、歯ごたえなどの感覚が天然歯に比べると多少鈍化いたします。
なので、あまり意識以上に固いものをがりっと噛んで歯が割れるなどが起きたケースもございますので、その点の注意が必要であります。


Q:基本的に、今迄入れ歯の方が不満であった食生活の制限がインプラントにした事で、昔と同様に食事が楽しめる事はまぎれも無い特徴ですが、やはり通常の歯の時と同様で歯のメインテナンス(予防)や、無理をしないちょっとした意識が必要なのですね。

続けてご質問します。他の医院で治療をして不満が有り、セカンドオピニオンとして土屋歯科に来院したいという問い合わせも数多くございますが、その際は何か用意をしたり必要な物・事はございますか?


土屋賢司:今、日本にて認可がおりているインプラントのメーカーは60社以上あります。
その中の、どのインプラントを使用したかなどは、レントゲンを撮って解るものではござません。
なので、既にインプラントを埋入されていて、当医院の来院を考えておられる方は、そのインプラントがどのメーカーで、なおかつ長さと何ミリ径のものが、どのような術式で行われたかなど過去の担当医から確認頂けると治療が正確かつスムーズになります。


Q:情報として、過去の医院などはメーカーであったり何を入れたかなどは、情報として患者さんに与えるものですか?


土屋賢司:私の考えですが、どんな細かい事も患者さんには教えるべき事だと考えます。
高額の医療で自分の身体の中に入っているインプラントのメーカーを知らないという事は、患者さんに対して誠意のないものであり、それ以前に患者さんには知る権利があると思います。
急に転勤などで引っ越されて、転院をしなくてはならないケースなども確認したことがございます。
なので、今後セカンドオピニオンを考えている方、現在治療を行っている方も担当医に確認し、インプラントに関する情報をご自身が知っておくことは、今後を考えた上でも重要になります。